ゆずの里まつり

今回は、システム系のお話とか会社のお話とかとは全く無関係な、個人的なお話。

11月15日(日)、山梨県の富士川町に行ってまいりました。

富士川町では毎年、11月第3日曜日に「ゆずの里まつり」が開催されます。

小室山妙法寺の境内を会場に、色々な出し物が催され、屋台が並ぶ、いささか小規模ながらも賑わいのあるお祭りです。
(アイキャッチ画像は2012年の「ゆずの里まつり」の模様です。今年は写真撮り忘れ…。)
マリオ家が毎年楽しみにしているのは「柚子狩り体験」です。
会場の一角にある受付で申し込みをすると、農家さんがワゴン車で柚子畑に送迎してくれます。
そこで、高枝切狭をお借りして、目星をつけた柚子を狩る…というものです。
価格はその年の柚子の出来によって異なるようで、今年は柚子が大豊作なので「柚子20個500円」でした。

関東近県の方はご存知かと思いますが、15日は朝まで雨が降っていました。
昼からは晴れるという予報だったので柚子狩り自体は可能だろうけど、地面はぬかるんでいるだろうなと思って出かけました。
ですから「滑りづらくて浸水を防ぐ靴」と考えて、底厚2.5センチの登山靴で柚子狩りに挑戦です。

大豊作と言うのは本当で、とにかく、どの樹も柚子の実が沢山生っていて、逆に良い実を選ぶのに迷うくらい。
大き目の実を選びに選んで、夫婦で40個ほど収穫しました。。。
柚子狩りの楽しいひと時、事件は帰りの送迎車に乗り込む直前に起こりました。

靴底に何かが「へばり付いて」います。
何かって、一目瞭然で「柚子の小枝」なのですね。柑橘類の樹は大抵そうなのですが、柚子の樹にもトゲがあります。
このトゲが非常に鋭利で、私の登山靴の靴底にブッスリと刺さっていたのですね。
幸いトゲの先端は私の足に到達しませんでしたが、靴底の防水層は貫通したらしく…。
大豊作で格安だったはずなのに、今年の柚子は随分と高くついてしまいました。
(なんでも、農家さんのお話では「柚子のトゲで、車がパンクする事がある。」とか…。)

と、いうわけで、来年に向けて「靴底に鉄板の入った安全靴」を物色し始めています。
ところで、話は全然変わりますが…。

マリオは音楽を聴きながら通勤、というのが平日のライフスタイルです。
マリオは大学在学中の頃からおよそ20年、ボサノヴァ一辺倒で他のジャンルは一切聴かない男でしたが、本当にここ1~2年ほどボサノヴァにも飽きはじめ、次に聴き始めたのが「お経」や「祝詞」。
「読書百篇義自ら見わる」とか「門前の小僧、習わぬ経を読む」の如く、覚えやすいお経のいくつかは口を衝いて出るほどになりまして。
ウッカリすると、たまに電車の中で聞こえるか聞こえないか程度の小さな声で、聴いているお経に合せて読経していたりして、これが近くにいる乗客さんには「大層気味悪いだろうな」と。
もっとも、満員電車の中で私の周囲だけが若干の隙があるというのは、私にとっては悪い話ではないのですが、世間体は良くないよね。。。

そこで、最近は落語を聴き乍ら通勤と言うライフスタイルに変わってきました。

その中の一つ「鰍沢」というお噺。
マリオは六代目三遊亭円生師匠の「鰍沢」を聴いています。
オチを理解するには、身延山が日蓮宗の総本山である事とか、日蓮宗では「南無妙法蓮華経」を「お題目」と呼び、これを唱えるをことをとても重視している…という予備知識が必要です。
六代目円生師匠の時代なら一般常識レベルの知識だったのでしょうが、イマドキ…ねぇ。

「鰍沢」というのは地名で、まさに、この「ゆずの里まつり」会場のあたりを指します。
さぁ、来年2016年は11月20日が第3日曜日です。おそらく「ゆずの里まつり」もこの日に開催されると思われます。
お近くにお住いの方は、是非とも、「靴底に鉄板の入った安全靴」を履いて「鰍沢」を聴きながら訪れてみてはいかがでしょう。